”バットで戦う男”大道典嘉、引退
2010年 10月 30日
おはようございます。まるたです。
元南海ファンとしては、「とうとうこの日が来たか~」というニュース・・・
読売の大道典嘉選手が引退しました。
南海・福岡ダイエーで活躍した、大道典良選手が引退しました。
1988年の入団から23年。
”バットで戦う男”が静かにバットを置きました。
大きな一発を狙えるのに、バットを短く持って右打ちに徹する職人。
明野高校時代はスラッガーだったのに、プロでの生き方を探求した結果だったんですよね。
しかし、右方向に強烈な打球を飛ばすバッティングは魅力でした。
ホークス時代は、指名打者・一塁手・外野手でレギュラー起用。
ファンからすると、外野手の守備は不安でしたね(笑)
代打屋になってからは、『あぶさん』のごとく大活躍でした。
頼りになる男でしたね。
そして、何よりも彼の七分袖のアンダーシャツが好きでした。
だら~っとした感じが非常によかった。
影響されて私も長袖のアンダーシャツを切って、草野球で七分袖で臨んだこともありましたわ~。
球場係員時代に、GS神戸の廊下で見た大道選手。
大柄な体型にはもちろんですが、それよりも宅麻伸さん似のかっこいいルックスに驚いたことを覚えています。
大道選手が指名を受けた1987年。
南海最後のドラフトでした。
最後のドラフトにして、ホークス史上最高のドラフトだったんじゃないでしょうか・・・
1位 吉田豊彦、2位 若井基安、3位 柳田聖人、4位 大道、5位 吉永幸一郎、6位 村田勝善
6選手全員が、のちのダイエーや他球団で活躍し、いずれも10年以上もプロ野球に在籍したというプロ野球史上でも稀なドラフト成功例ではないでしょうかね!
私は、”プロ野球史上最高のドラフト”だったと評しています。
そんな中のひとりの大道選手が史上最高のドラフト最後の現役選手で、球界で最後の緑のユニホームに袖を通した選手。
その大道選手もプロ生活の幕を下ろしました・・・
元鷹ファンは、昨夜は泣きましたね~。
やっぱり私は南海ファンだったことを、改めて感じましたね。
すぐに思い出したのシーンが、2007年に読売に移籍してから、楽天の吉田豊彦投手からヒットを放った場面ですね。
南海最後の戦士同士の戦いは、どっちを応援していいかわかりませんでした。
いつかは来るとは覚悟していましたが、とうとう来ちゃいましたね・・・
今度は南海のユニホームを着た監督、コーチを指折り数えていきましょうかね(笑)
カープの永田利則コーチらがいらっしゃいますが、また調べてみます。
南海、福岡ダイエー、ソフトバンク、読売で活躍した大道選手。
阪神の高橋光信選手と共に、バットに賭ける勝負人が引退するのは非常に寂しいです。
が、指導者として、勝負師の育成を目指して欲しいですね。
できればホークスのコーチとなって、また企画されるであろう南海復刻ユニホームの姿の大道”コーチ”を目にすることを密かに期待しています。
鷹の「55」は、大道典嘉だー!
(読売の「44」は、緒方耕一だな・・・個人的なイメージです!)
ちなみに”バットで戦う男”とは・・・
ホークス時代の応援歌が、
「バットで戦う男 鳴り響くファンファーレ 聞いて燃えろ大道」
でしたので、引用しました。
大道選手、23年間お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
最後に・・・
ラジオとかで、よく「だいどう」って読まれていましたね~
by marutaboy
| 2010-10-30 08:24
| ホークスファンだった私
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